活性酸素とはなんでしょうか?酸素は敵か?味方か?
私が最初に「活性酸素」の言葉を聞いたのは、20代前半でした。いまから30年前の事です。
活性酸素が病気や老化の原因になると友達が言ってきたのです。にわかには信じられませんでした。というのは、「酸素」は体にいいものであり、たくさん取り入れるべきものだと思っていたからです。
しかし、ここで言う「活性酸素」とは、私たちが日ごろイメージする有益な「酸素」とは、似て非なるものなのです。では、活性酸素の正体はいったい何なのでしょうか?
活性酸素の正体とは?その発見の歴史
活性酸素の研究は1950年に遡ります。アメリカの生化学者フリードリッヒたちの研究からスタートしました。
1969年に彼の弟子のマッコードの活性酸素を取り除く性質、抗酸化酵素(スーパーオキサイドディスムターゼ(SOD)が発見されました。
その後の研究で活性酸素の性質や恐ろしさが徐々にわかってきました。
わかりやすく例えると、活性酸素は、リンゴを向くと黒く色が変化し、酸化するような働きをします。
正常な酸素は二つの酸素原子が結びついて一つになっていますが、どちらかの酸素が欠けますと(不対電子)、非常に不安定になります。
不安定になった酸素分子は、他の分子や原子に出会うと、周りの酸素分子から電子を奪い、暴れ始めます。
これが「酸化」現象です。
この反応は、取られたら取り返す、というように、次々連鎖反応を起こし、酸素の不安定さを促進します。
まるで癌細胞のようですね。
活性酸素はまるで身体をサビ付かせるみたいに、私たちのカラダの細胞や組織をむしばんで老化を進め、様々な病気を引き起こす原因なのです。
活性酸素が発生する原因とは?
では、活性酸素とは何が原因で発生するのでしょうか?いくつかの原因がありますので、箇条書きで列挙してみます。
- 農薬
- 除草剤
- 食品添加物
- お酒
- タバコ
- 大気汚染
- 紫外線、X線
- 家電製品やパソコンの電磁波
- 過度な運動
- 人間関係や仕事のストレス
いわゆる、体に害があるといわれている一般的なことが原因ですね。
運動のやりすぎも活性酸素を発生させるので、注意が必要です。
こうみると、オーガニックや自然回帰な生き方が活性酸素の除去には理にかなっていると言えます。
これら活性酸素が発生する原因は、大昔の時代にはなかった事です。つまり、活性酸素とは現代文明社会が生み出した産物ともいえるのです。
現代人が文明を享受するには、活性酸素を減らし、除去することが不可欠なのです。
活性酸素の恐るべき害。あらゆる病気や老化の原因だった!?
私たちのカラダを作っている60兆個の細胞は細胞膜で覆われています。その細胞膜は不飽和脂肪酸から出来ていますが、酸素に触れると壊れやすく、酸化するという弱点があります。
活性酸素はこの細胞膜を参加冴え、過酸化脂質という物質に変えます。過酸化脂質は体内に残って、内臓に悪影響を与えます。
これが老化や様々な病気の原因となります。
活性酸素が原因で発生すると言われる病気
- がん
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 胃潰瘍
- 高血圧
- 関節炎
- パーキンソン病
- アレルギー
- 喘息
- 白内障
- 糖尿病
- 糖尿病性網膜症
- 下肢静脈瘤
- 皮膚の老化
- 慢性疲労症候群
- 生理痛
- 頭痛
- 高脂血症
- 不整脈
- 肝硬変
- シミ、黒ずみ
恐ろしいですね。ほとんどすべての病気の原因が活性酸素にあるといわれています。
私たちの現代社会の生活では、活性酸素を生み出す要因だらけです。したがってよほど注意をして活性酸素に対して、対応策を取らないといけません。
活性酸素を減らす方法、除去する方法とは?
老化と病気の原因となる活性酸素を減らし、除去する方法は2つあります。
1.健康的な生活リズムを図ること
睡眠を十分にとり、食生活もバランスよく食べ、規則正しい生活を送るのです。もちろん暴飲暴食や食べ過ぎ、飲みすぎは控えます。
タバコもこの際やめましょう。
ストレスの少ない仕事や人間関係を心がけてください。
とはいえ、これらのことは「わかっちゃいるけど、それが出来ないのよ」と思われている人も多いのでは?
そこで、二つ目の方法です。
2.抗酸化物質(成分)を摂る
活性酸素を減らし、除去してくれる抗酸化物質が含まれる食品を食べることが大事です。これならば、忙しくて面倒くさい人にも簡単にできることです。
抗酸化物質には、3つの働きがあります。
- 活性酸素の発生源を抑える
- 発生した活性酸素を抑える
- 活性酸素で傷がついた個所を修復する
これはうれしい働きですね。抗酸化物質を積極的に摂らないといけません。では抗酸化物質とはどんな食品に多く含まれているのでしょうか?
抗酸化物質とは?抗酸化物質が多く含まれている食品とは?
活性酸素を減らし、除去してくれる抗酸化物質とは、主にファイトケミカルと言われる植物から摂れる栄養素に多く含まれています。
野菜、果物、豆類、イモ類、海藻やハーブなど、色の濃くて匂いの強い植物に含まれる物質です。
![]() | リコピン | トマト、すいか |
![]() | カプサイシン | 唐辛子 |
![]() | ベータカロチン | にんじん、かぼちゃ |
![]() | ルテイン | とうもろこし、キウイ、ほうれん草、ブロッコリー |
![]() | クロロフィル | ほうれん草、ピーマン、オクラ |
![]() | アントシアニン | ブルーベリー、黒豆、茄子、ぶどうの皮 |
![]() | カテキン | 緑茶 |
![]() | クロロゲン酸 | じゃがいも、ごぼう、コーヒー豆 |
![]() | メチルシステインスルホキシド | ニンニク、ネギ |
![]() | イソフラボン | 大豆、葛 |
![]() | セサミン | ゴマ |
![]() | ビタミンC | アセロラ、ピーマン、レモン、にがうり |
![]() | ビタミンE | 緑茶、アーモンド、ヒマワリ油 |
いかがですか?
こういった色の濃い野菜・果物・ハーブを毎日、たくさんの種類を、スーパーで買ってきて、食べてほしいのですが・・・・・・
ちょっと厳しいですかね。(汗)
地上最強レベルの抗酸化物質「OPC」とは?
上記のファイトケミカルにもたくさんの抗酸化作用が認められていますが、オリゴメリックプロアントシアニジン(OPC)をご存知でしょうか?
OPCの抗酸化作用は、ビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍といわれています。
1947年に初めてジャック・マスカリエ博士によって発見、開発されたフランス南西部に育成する海岸松の樹皮から抽出された「OPC」は、驚異的な抗酸化作用を持ちます。
このOPCと同様の原材料を使用したものは、血管保護の医薬品「フラバン」として、フランスでは医薬品の承認を受けているのです。
【結論】病気を予防し、健康を増進し、若々しく生きるには?
活性酸素の恐ろしさとその除去方法はお分かりいただけたでしょうか。
活性酸素を除去し、いつまでも若々しく健康に暮らすためには、当たり前の健康的な生活習慣を身につけることが一番大事な事です。
- バランスの良い食事
- 腹八分目
- 適度な運動
- ストレスの少ない日々
- 禁酒
- 禁煙
そして、大事なことは「抗酸化物質」をたくさん摂取すること。
いつまでも若く、美しく、かっこよく長生きしたいものです。
世界最強レベルの抗酸化物質「OPC」が含まれたサプリメントが発売!