あなたのお肌は常にあなた自身とあなたの周りの人々に向けてメッセージを発信しています。

あなたのお肌は優雅に年を重ねているでしょうか、それともシワやたるみが本来あるべき姿よりも早い老いを示しているでしょうか。 お肌はあなたについて何を物語っているでしょうか。

栄養と肌の老化との関係

栄養と肌の老化との関係はすでによく知られています。続々と行われてきた研究が告げる事実、それは 美しさは内側からくるものだ、ということです。

お肌を保護するための最善の予防策のひとつは、フリーラジカルからお肌を守る栄養素と、健康的でハリのあるお肌をつくる栄養素をきちんとした食事から摂取することです。

お肌にとって健康的な食事とは、抗酸化物質とビタミン類をたっぷりと含む新鮮な野菜と果物を中心としたものです。

お肌の健康に特に重要な抗酸化物質といえば、ビタミンCでしょう。

お肌を美しく若くするビタミンC

L-アスコルビン酸とも呼ばれるビタミンCは、多数の経口サプリメントや局所用化粧品でお肌によい成分として使われています。

ビタミンCはフリーラジカルがもたらす有害な酸化作用と戦うとともに、皮膚の主要な結合組織であるコラーゲンの3重らせん構造を安定させる働きがあります。

ビタミンCが不足すると、皮膚に病変を生じたり、あざや傷の治癒が遅れたりして、見た目にも不健康な常態を招きます。

柑橘系の果物やカシス、ローズヒップ、グアバ、唐辛子、パセリは、いずれも皮膚の健康を促進する抗酸化物質の豊富な食品です。

ビタミンCはビタミンEと一緒に摂取するとより高い保護効果が期待できます。

それは2つの栄養素が相互に働きかけあって、酸化のプロセスを止めるからです。ビタミンEはあらゆるナッツ類に含まれています。

コエンザイムQ10は強力な抗酸化物質

お肌を守りたい方の強い味方となる抗酸化物質では、コエンザイムQ10 (CoQ10) も有名です。

コエンザイムQ10は脂溶性のビタミン様化合物です。

表皮に多く存在し、他の酵素や酵素以外の物質と組み合わさって、フリーラジカルの攻撃から第一線でお肌を守るバリアとしての役割を果たしています。

コエンザイムQ10は、サーモン、マグロ、その他脂分の豊富な魚と、全粒穀物に含まれています。

コエンザイムQ10は体内でも合成されますが、スタチン系など、一部の薬剤にはコエンザイムQ10の体内合成を阻止する作用があることが知られています。

太陽から肌を守ってくれるオメガ3系脂肪酸

冷水域の深い海で獲れる魚に豊富に含まれるオメガ3脂肪酸は、幾度となく行われた臨床研究により、太陽のダメージから肌を保護することが明らかにされています。

ある研究では、魚由来のオメガ3を3ヶ月間毎日摂取したところ、日焼けに対する感受性が大幅に減少したと報告されています。また、同じ研究で、紫外線によるDNA損傷を示す重要なマーカーの量がオメガ3の作用で減少したことも示されました。

自然なお肌の色を保つのに役立つ食品としては、ニンジン、カボチャ、サツマイモ、マンゴー、パパイヤなどが挙げられます。いずれもベータカロチンが豊富で、皮膚の色を正常に保つのに役立つとされています

太陽はお肌の敵ではなく味方になることも

太陽の下で過ごす時間を少し増やしてみるのもお肌の保護に有益です。

幼いころから長時間の日焼けを避けるよう言われ続けてきた人にとっては逆説的に聞こえるかも知れませんが、お肌の健康に直射日光が欠かせないことは事実です。

太陽光線にさらされた皮膚はビタミンDを産生し、紫外線による細胞死、アポトーシスから人間の皮膚細胞を守ります。ビタミンDが不足すると、光化学的なダメージを受けやすくなり、色素沈着やシワにつながるということです。

日中に10分か20分程度、日焼け止めなしで日光を受けるだけで、必要量のビタミンDは確保できます。

コップ8杯の水でお肌を生き生きと

皮膚の健康に必要な栄養素に加えて、きれいな水をたっぷりと飲みましょう。

これは、汗で水分を失いがちな気温の高い時期は特に重要なポイントです。お肌の健康と潤いを維持するために、毎日コップ8杯のお水を飲みましょう。

運動したら、さらに多くの水を飲む必要があります。体内の水分量を適度に維持することで、潤いと弾力性のあるお肌に導くことができます。

一方、お風呂やシャワーの温度が熱すぎるとお肌にダメージが生じ、乾燥してしまうことがあるので、気をつけてください。

美しさは内側からあふれてくるものです。健康的な食事とピュアなお水で、若々しいしなやかなお肌を保ちましょう。