過剰なストレスを抱えているときは、見た目にもそれが現れてしまうものです。吹き出物、腫れぼったい目、猫背、しわくちゃの服、その他いろんな形で内に抱えたストレスがにじみ出てきます。

しかし、どんな兆候が現れようと、ストレスの原因と症状に対処することで、心身の好ましい状態を取り戻すことができます。

慢性的なストレスがもたらす重篤な症状

日々の出来事が女性にもたらす急性のストレスは、ある程度までは動機として働き、全般的にポジティブな姿勢を維持するうえで役立ちます。ところが絶え間なくストレスにさらされ、うまく対処できないままでいると、長期にわたる慢性的なストレスによって健康を害してしまうことがあります。

慢性的なストレスは気力を奪い、体力的にも疲労感をもたらします。夜眠れなくなって、より深刻な状態になってしまうこともあります。

ストレスが重なって睡眠不足になり、体にかかる負担が増えていくと、いずれば健康上の大きな問題につながりかねません。心理的社会的ストレスと病気の相関性はすでに立証されています。

慢性的なストレスに女性がどれくらい迅速に、あるいはどの程度対処するかは、ストレスの蓄積量、遺伝的要素、心理社会的資本やサポートネットワークの有無、食生活、体力、精神的な傾向と展望など、多くの要因から影響を受けます。

ストレスのよりよい対処を学び、ポジティブなフォーカスを維持して生きていくことで、慢性疾患の経過が大きく変わってくる可能性があります。

ストレスのよりよい対処を学ぶ

現代社会を生きる女性にとって、ストレスはありふれた存在です。慢性的なストレスのネガティブな影響を受けていることに気付いていない人も少なくありません。

仕事、家族、友人、趣味など、次から次へとやりくりすることにすっかり慣れてしまって、それが体にダメージを及ぼしていることを意識していない女性はたくさんいます。

ストレスと闘うにはまず、ストレスの負荷が大きくなってきたときに、その事実を認識できるようにしなければなりません。それには、自分の気持ちと体をしっかりと観察することです。

内面的には、ストレスは、心配、怒り、苛立ちといったネガティブな感情となって心の中に現れます。日に何度かは自分の心の内側にどんな感情があるかをよく見てください。もしもこの手の負の要素をしばしば感じているようなら、それはストレスがたまっていて、感情も思考もネガティブになっていますよ、という心から自分へのメッセージです。

自分がネガティブな領域に入ってしまっていると感じたら、自分の思考をポジティブな物事や体験に向ける努力をしましょう。期限までに仕上がったときの喜びを想像するなど、物事のポジティブな面に着目するのです。

ストレスに対処する能力は、フォーカスの位置を少し変えるだけで飛躍的に変わる可能性があります。

ストレスに有効なマインドフルネス

マインドフルな状態を意識してみると、思考や感情、身体感覚を通じて現状を把握でき、より高度な自己理解と善意に導かれるはずです。また、マインドフルネスは、今自分の身に起こっていることと、それに対する自分の反応を引き離し、心理的なゆとりを与えてくれます。

それは、衝動的にネガティブな反応をするかわりに、ポジティブかつ賢明な方法で対応する能力をもたらします。ストレスのかかる状況下でマインドフルな対応を心がければ、ネガティブな感情もストレスも蓄積される前にコントロールできるようになります。

外見からストレスを見抜く

では、外見上からは何を読み取ることができるでしょうか。朝出かける前と仕事を終えて帰宅した時、鏡に映る自分の姿にどんな違いがありますか。 腫れぼったい目、吹き出物、猫背、しわ、くいしばった顎、枝毛、しわくちゃの服、そんな変化を見て見ぬふりしていませんか。 鏡に映るこの手の兆候もまた、ストレスの身体的な症状を示しています。

ストレス過多が見た目に現れているなら、ストレスを発散するアクティビティを日常の習慣にするべきです。

ストレス管理で最も望ましい方法のひとつは、強制的にでも自分をリラックスをさせることです。

私たちの暮らすスピード社会では、言うは易く行うは難し、といったところかも知れませんが、特定のアクティビティにこだわる必要はありません。やり終えたときに穏やかな気持ちになれることなら、何でもよいのです。

良書を数分読む、仕事帰りにネイルのお手入れに寄る、そんな程度でも構いません。

時間がとれたら自然の中を散策したり、マッサージの施術を受けたりしてもよいですし、午後の半日を心の休まる音楽を鑑賞して過ごすのも一案です。お気に入りのリラックス方法を見つけて、毎日ほんの数分でも心を休ませる習慣を身に着ければ、ストレスに打ち勝つことができます。

健康的な食事でストレス対策

健康的な食事も慢性的なストレスとの闘いを助けてくれます。新鮮な果物や野菜をたっぷり含む食事をして、抗酸化物質を摂取しましょう。

極度のストレスにさらされるとフリーラジカルが急激に増えますが、これを減らすには抗酸化物質が有効です。また、体はストレスに起因する生化学的変化に対抗するために、抗酸化物質を使っています。

抗酸化物質の強力な効能に着目して、ストレス性疾患の補助療法として抗酸化物質のサプリメントを用いるよう提案している研究者もいます。

ストレス度が高まってきたときは、ビタミンBなどある種の栄養素の力を利用してもよいでしょう。ビタミンB群は神経伝達物質の正常な機能を助けるほか、アミノ酸、数種のホルモン、脂肪酸などに必要な物質です。

炭水化物をエネルギーに変える過程や、慢性的なストレスや疲労を和らげるうえでも重要な役割を果たしています。ストレス度の高いときほど、ヘルシーな食事を常に心がけることで、ジャンクフードに傾くのを防ぐことができます。

良質な睡眠でストレス対策を

ストレスが睡眠に負のスパイラルをもたらすのと同じように、ストレス下でジャンクフードに頼ってしまうと、食後により多くのストレスを抱えてしまい、また好ましくないものを食べてストレスを増幅するという負のスパイラルに陥ってしまいます。

健康的な食事は持続性に優れたエネルギーを供給してくれるので、ストレスに関連する疲労に対抗しやすくなります。

慢性的なストレスは心も体もすり減らしてしまいます。健康的な食生活をして、ストレスを解消するアクティビティを習慣づけ、ポジティブ思考にエネルギーを注ぐようにしていれば、ストレスに負けない、内面も外見も好ましい生き方を手に入れることができます。