ガーデニングはホースを持って水やりをするだけではありません。実際には、草刈り、草引き、掘り返し、落ち葉かき、植え付けなど多彩な活動を伴うため、持久力、柔軟性、筋力が鍛えられます。

ガーデニングにまつわる動作はすべて、ヘルシーなライフスタイルに繋がります。1時間のガーデニングでおよそ300カロリーが消費でき、しかも身近な環境が改善されます。

これはジムで行う運動では得られない利点です。

ガーデニングはどのような健康効果があるか?

庭仕事も日常的に続けていると、血圧や悪玉コレステロール値を下げ、糖尿や心臓病、うつ、骨粗しょう症の発症リスクを低減します。

庭の手入れをしている間は、足、腕、尻部、腹部、肩、腰など、主だった筋肉をすべて駆使します。

土を耕し、苗を植え、除草、剪定、草刈り、水やりや見回りをし、収穫に至るまで、庭に出るたびに心臓はしっかりと鼓動し、体が鍛えられて引き締まっていきます。

庭の造作やプランを考えることは、頭脳の運動にもなります。

ガーデニングの健康効果を高めるコツとは?

ガーデニングの効果を最大限に引き出すために、目的意識を持って取り組んでみましょう

芝刈りの場合、乗って運転するタイプではあまり運動になりませんが、押して歩くタイプなら自走式でも1時間で300カロリー以上、動力なしの手押し式なら475カロリー以上が消費できます。

その他、落ち葉かきや剪定、除草、植え付けといった比較的単純な作業でも、1時間あたり200カロリー近くを消費することになります。

適度な大きさの低木や木を植えるのは全身運動になります。1時間あたりの消費熱量は女性でおよそ270カロリー、男性で354カロリーくらいになります。

植えた後のメンテナンスとしては剪定が必要です。この作業は手、腕、肩、背中の筋肉を引き締めま
す。

草引きは激しい運動ではありませんが、足腰を丈夫にします。除草剤を使用せずに物理的に草を引き抜く作業は地道ですが、食用に栽培しているものに化学物質が混入するのを防ぐことができます。

落ち葉を掃くだけでも疲れるものですが、運動と思えば軽度な部類ですし、腕、肩、腰、腿などの筋肉を使って、300カロリー余りを消費できます。

ガーデニングのその他の効果とは?

ガーデニングの効果は、単にカロリーを消費するだけではありません。高い枝に向かって背伸びしたり、草をむしるために(正しい姿勢を意識して)屈んだりといった動作は、柔軟性とバランス感覚の向上に役立ちます。

腐葉土の袋を持ち上げたり、手押し車で土を運んだりする作業はウエイトリフティングに似た筋力トレ
ーニングになり、骨や関節の健康に寄与します。エアロビクスやジョギングを比べると、ガーデニングは関節にかかる負担や不快感を最小限に抑えられる運動方法です。

ガーデニングを運動と考えることに確信が持てたでしょうか。

米国立衛生研究所 (NIH) が推奨する肥満対策になるアクティビティには、30〜45分のガーデニングも含まれています。しかも、それが8kmのサイクリングや3km強のウォーキングに相当する、としています。

まとめ

ガーデニングはストレスを解消して気分を良好にする効果もあります。自分のために庭に緑豊かな聖域を作ってみましょう。ストレスの重なる1日の終わりにそこで過ごすだけでも、気持ちが安らぎます。

自分で手を入れた庭で自然に身を委ねていると、気分を高める作用のある物質が体内で盛んに分泌され
てくるはずです。

自然に親しみながら引き締まった丈夫な体を作れるガーデニングは、家族で一緒に楽しめるのも魅力です。ぜひ庭仕事を家族の日常生活の一部に取り入れて、ヘルシーな環境とヘルシーな体を手に入れてください。