猛吹雪に耐えたことのある人なら誰でも、キャビン・フィーバー(屋内に長期間閉じ込められることによって生じるストレス)は本当にある、と言うはずです。

学校から戻って家でくつろいだり、毛布を被ってソファに寄りかかり、ホットチョコレートをすすったり・・・最初は心地良くても、しばらくすると抑圧感がやってきます。

特に元気いっぱいの小さな子供たちにとっては窮屈な状態になりかねません。ここでは、屋内で多くの時間を過ごす長く寒い冬に、子供たちをアクティブかつクリエイティブに活動させる楽しい方法をご紹介します。

走って、走って、走りまわりましょう

走ると言えば、運動場やランニングマシン、公園、積雪のない歩道を探さなければ、と考えるかも知れませんが、要は、すばやく心拍数を上げ、汗をかく効果的な方法を見つければ良いのです。

そういった意味ではランニングはいろいろな方法で可能で、小さなアパートメントでもできることはあります。

「ダルマさんがころんだ」をアレンジして、その場で足踏みしながら止まったり動いたり、もしくは階段を駆け上がったり、駆け下りたりするのをゲームにしてみましょう。大きな家に住んでいるなら、廊下で駆けっこをしましょう。

同じ走るにしても、膝を前に上げながら走ったり、うさぎのようにジャンプしたり、スキップしたり、様々な方法を組み合わせることができます。ダンスパーティーを催すのも手です。DJごっこで子供に好きな曲を選ばせてあげましょう。

ダンスは体に良いだけでなく、子供を音楽の魅力に親しませるのにも役立ちます。

笑いを混ぜたダンスには「とまれ」が効果的

子供たちの笑いを誘うなら、途中でフリーズを織り込むのが効果的です。曲が流れている間に、ランダムにストップボタンを押し、音楽が止まったらその場で動きを止める、というルールにしておきます。

ボタンを押すラッキーな役も子供たちに回してやりましょう。椅子取りゲームに似せて、音楽が止まったら踊りをやめて椅子に座る、という遊び方もできます

。他にも、映画やミュージックビデオのダンスを真似して再現するという方法もあります。動きをきっちり真似する必要はありません。ただ、プロの踊りをちょっと面白い動きに変えればよいのです。

屋内で運動会をやってみよう!

ときには趣向を変えて、屋内運動会を開催してみませんか。競争心を煽るよりも、クリエイティブな工夫をするのがポイントです。箱や椅子を使って障害物コースを作りましょう。

ヨガマットかブランケットをかけて、小さなトンネルをくぐり抜けるようにしたり、フラフープを置いてジャンプで入ってジャンプで出るようにしたり、輪投げを組み合わせたりできます。

ゴール付近にテープで囲った枠を作り、お手玉を投げ入れるという課題を追加してもよいでしょう。ジャンプや開脚、宙返り、逆立ちなど体操競技のようなイベントもスペースさえあれば屋内で開催できます。

床に貼ったテープを平均台に見立てて、落ちないように(はみ出ないように)歩くのもゲームになります。

卓球は屋内向きです。ラケットがなければ手を使えばいいのです。ダイニングテーブルの上で卓球とハンドボールを組み合わせたピンポンをプレーしましょう。

小さなボールと大きなゴミ箱があればバスケットボールができます。泡立て器をオリンピックの聖火にして、アルミホイルや毛糸で即席のメダルを作るのも良いアイデアです。道具を作ったり、使い方を工夫したりすることは、子供の脳を鍛えることにもつながります。

鬼ごっこもいいよ

高度な技能を期待されそうな運動会にこだわらなくても構いません。親世代が子供時代に雨の日に遊んだ昔ながらのゲームを提案してみましょう。

犬と追いかけっこ(危害にならない程度に)すれば「鬼ごっこ」になります。犬がその気になってくれなくても、子供たちだけ地下室へ行って鬼ごっこができます。懐中電灯の光を使えば、タッチしない鬼ごっこができます。軽くタッチされたら、そのままの状態でフリーズするというようにアレンジしてもよいでしょう。

小さな子供たちには、おんぶだけでもバランスを取るために腹筋を使う運動になります。

もしくは、お気に入りの動物のぬいぐるみをおんぶする役を与えても喜びそうです。鬼ごっこはチーム対決でも楽しめます。

「船長さんの命令」や「ツイスター・ゲーム」、「馬跳び」もおすすめです。廊下にテープを貼れば「けんけん遊び」のコートの出来上がりです。

いとこや近所の子供たちが来て人数が集まったら、ハンカチ落とし(もしくは英語バージョンのダックダック、グース)をやってみましょう。

仰向けで後ろに手をついて、はいはい歩きをする「カニ歩き」というのもあります。想像を働かせれば、ゲームの種類は限りなくあります。

遊んだ後のヨガでリラックス

思い切り遊んだ後は、ヨガをしてみるのもよいかもしれません。窮屈な冬の生活に心を解き放つ方法を学ぶ良い機会になるでしょう。インターネットには動物のポーズをしたり歌を歌ったりする子供用のヨガクラスのビデオがたくさん紹介されています。

家族が交代で5分ずつ、ヨガを教えあうのはどうでしょう。「船長さんの命令」とヨガをミックスした感覚で楽しめそうです。

いよいよアイデアが尽きたら、魔法瓶に温かいアップルサイダーを入れて、みんなで長い散歩に出かけましょう。ひょっとすると、屋内のアクティビティに付き合っているうちに大人の方が疲れ切っているかも知れません。

それでも、子供の喜ぶアクティビティは大人にも同様に有効ですから、一緒に遊ばない手はありません。子供と一緒に充実した時間を過ごしてください。