マリアアザミ(オオアザミ) とは
マリアアザミ(オオアザミ) とは、キク科の植物で、紫色をしたとげとげのような花が咲きます。主に南ヨーロッパ、北アフリカなどに自生しています。日本ではまだまだなじみがないマリアアザミ(オオアザミ)ですが、ヨーロッパでは2000年も前から肝臓に良いハーブとして知られています。
マリアアザミ(オオアザミ) の役割と効果について
マリアアザミ(オオアザミ)の薬効成分は主に種子に含まれており、種子から抽出したエキスは肝臓への解毒作用を持つ医薬品として、ドイツでは認可されています。その他、ヨーロッパ各国、韓国、中国でも医薬品扱いとなっています。
特に薬効の中心となる成分は「シリマリン」というフラボノイドです。コノシリマリンは、毒性肝障害、慢性肝炎、肝硬変の治療薬として認められていますので、お酒飲みの人は、ありがたいハーブの成分となります。
日本では酒飲みの生薬といえば「ウコン」ですが、これからは「マリアアザミ(オオアザミ) 」もお勧めですね。
また、シリマリンには活性酸素の発生を抑える働きもありますので、生活習慣病予防にも効果的と言われています。
マリアアザミ(オオアザミ) の過剰摂取について
国によっては医薬品なので、適正な用量を守ってお飲みください。
マリアアザミ(オオアザミ) の摂取方法
基本的にサプリメントで摂取します。摂取量はシリマリン換算で200~400mgを、1日に3回くらいに分けてお飲みください。
まとめ マリアアザミ(オオアザミ) が効果のある症状
- お酒の飲みすぎ
- 二日酔い
- 肝硬変、肝炎
- アルコール肝障害
- 利尿
- 動脈硬化
- がん予防