スピルリナとは
スピルリナとは、イスラエルの死海や南米の塩分の強い湖にしか生息しない緑色をした、藻の一種です。タンパク質やミネラルが豊富で、アステカ文明の時代から食品として食されていました。
スピルリナの役割と効果について
スピルリナのたんぱく質(必須アミノ酸)の含有率は高く、70%はたんぱく質で出来ており、アミノ酸スコアも97と、かなり高い数値をたたき出しています。
その他、ビタミンA(βカロテン)含有率はほうれん草の70倍もあり、カリウム、クロロフィルも豊富に含まれています。野菜不足の現代人には重宝される存在です。
特筆すべき成分と効果とは、フィコシアニンという成分で、青色の色素成分であり、超強力な抗酸化作用があります。コレステロール値を下げる効果もあります。
消化吸収もよく、α-アミラーゼを阻害して、ブドウ糖の吸収を抑えてくれる効果もありますので、乙尿病の改善や、ダイエットにも使われています。
スピルリナの過剰摂取について
スピルリナの葉緑素が分解されてできる物質、フェオホルバイトは皮膚に障害を起こす原因となることがあるので、過剰な摂取は控えてください。
スピルリナの摂取方法
基本はサプリメントで摂取します。錠剤と粉末タイプがありますので、お好みを選んでください。1日の摂取量は2~6gと言われています。
まとめ スピルリナが効果のある症状
- コレステロール値を下げる
- がん予防
- 高血圧
- 肝機能障害
- 便秘
- ダイエット
- 野菜不足