コンドロイチンとは
コンドロイチンとは軟骨の元とい意味があり、その名の通り軟骨や結合組織に含まれる重要な成分です。コンドロイチンは関節の軟骨だけでなく、さまざまな臓器に存在しています。コンドロイチンはムコ多糖体といわれる結合組織を構成する成分です。
コンドロイチンの役割と効果について
軟骨には血管がありませんので、栄養成分や水分を軟骨部分に運ぶのはこのコンドロイチンの役割となります。
コンドロイチンが含まれているムコ多糖体はねばねばしていて、水分に富、関節の保水を保っています。しかし加齢によりコンドロイチンの分解と合成のチカラが弱まってきます。
軟骨が骨と骨の間のクッションの役割を果たすには、十分な水分が必要なのです。そのために重要な役割を果たすのがコンドロイチンなのです。
コンドロイチンは医薬品にも配合されているくらい、飲めば関節の痛みや代謝を正常化する効果があります。
その他、コレステロールと過酸化脂質を除去したり、動脈硬化予防、骨折の回復、関節痛を予防・緩和したり、カルシウムの代謝をサポートして骨の成長を支えたりするはたらきを持っています。
また、日本では、リウマチや神経痛、五十肩の薬にも使われています。
コンドロイチンの摂取方法と多く含む食品
コンドロイチンは主に動物性食品に含まれており、サメの軟骨、うなぎ、すっぽんが有名ですが、動物だけから摂取するには量が少ないので、サプリメントで補うことをお勧めします。
また、チュ恒例の関節の痛みなどには、変形性関節症や腰痛に効くとされる「グルコサミン」を一緒に摂取すると相乗効果が期待できます。
コンドロイチンを多く含む食品は下記です。
- サメの軟骨
- すっぽん
- うなぎ
- ヤマイモ
- オクラ
- メカブ
まとめ コンドロイチンが効果のある症状
- 関節痛
- 神経痛
- リュウマチ
- 骨の成長促進
- 動脈硬化